無題

『踊るんだよ』『みんなが感心するくらいに』『音楽の続く限り』

自分がこの世界に留まり続けるため わたしはどんなステップを踏むだろう ちゃんと音楽に合わせて足を動かせるだろうか 途中で諦めたりしないだろうか 

 

『どんな美しいひとも じぶんの嘘に気づいていない 超然としていたって あたまはからっぽさ』

愛を愛と言わずして愛を描き、世界を世界と言わずして世界を描く音楽家は嘘を嫌っていた わたしは彼のある詩の一節について、長いこと頭を悩ませている

 

どちらもわたしの好きな同じタイトルの小説と曲