電気を消すとあなたの輪郭だけが確かだった 他の全ては曖昧になって、その中で神経質に響く時計の秒針の音を聞くのが好きだった カーテンの隙間から朝日が漏れて、幻じみた夜が終わる くっきりと露わになった世界を見ると恐ろしいほど悲しくなった 幸福じゃ…
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