2018-03-04 1 一旦不安になってしまえば、それは拭えない大きな塊と化し、これでもかというくらいわたしに纏わりつく 意識しないと深い呼吸が出来なくなるくらい、甲高い耳鳴りが止まなくて涙が出てしまうくらい、わたしがわたしであるためにそれらと闘う夜、楽しい記憶も悲しい記憶に侵食されて、とてもひどい気持ちになってしまう 祈りは届かない わたしとあの人の果てしない距離を考えれば当然のことだ、と言い聞かせて朝を待つ